アダマ

アダマ
アダマが来てから11年が経つ。
最初の頃の私は、こころはあちこちに移り飛び、気まぐれでふざけていて内面はカオスのようだった。
アダマが私の中心にくることはなく、アダマをすぐに忘れアダマから離れることがしばしばあった。
「アダマから離れてはいけない」とよく最初の頃言われた。
私をふさわしい箱に押し込めるのは大変だったと思う。
始めの頃アセンデッドマスター達は、「よくここまで無事に辿りついた」と言って私を褒めてくれた。
そして私にお礼を言った。
また、天から与えられた仕事をやらなければならないと、異口同音に私に言った。
私の内的浄化が始まった。ずっとこころの奥底にあった「ここから出られないという絶望感」は列車の窓から見える景色が段々に移り変わって行くように、いつの間にか消えていった。
私は頑固で払っても払っても消えていかないトラウマのエネルギーがあった。
アダマは、丁寧に私のその感情をあぶり出し、私がそれを客観視し自己認識できるようにしていった。
アダマがいなければ、私の内的世界はカオスのままでどうすることもできなかったと思う。
アダマは最初の頃に、私の内面で起きていることや、光の存在達の言葉や気づきなどをノートに記録しなさいと言った。私は日記のように細かく記録していた。
そうしなければ、内的世界で起きた出来事、光の存在達から受けとった言葉などが霧のようにかすんでいってしまうからだっだ。
毎日光の存在達やそうではない存在達から教えられてきた。
数年前に受けとった言葉の中には、その時にはよく理解できなかった言葉が、今現在に結びついて分かってくることがしばしばあった。アダマ達の時間の流れはとても美しいと感じた。
大きい私の浄化が起こり、霊的に次の段階に進んだと感じることが何度かあった。その時の経験は激しく、嵐のように何もかも吹き飛んで空っぽになってしまったように感じることもあった。
与えられた役目を果たす目的には近づいたのかも知れないが、地上で生きる私にはとても辛く感じるものだった。
私の持っている古いトラウマ思考は、人生の課題を乗り越えなければ、同じ状況が繰り返し何度も私の現実に起きた。もう逃げ道のない越えるしかない厳しい状況に追い込まれて、やっと自分に浸透していた古いエネルギーを引き離すことができた。これも必要なプロセスなのでしょう。
アダマは数年前から、私がその全てを備えられるかは別にして、私に与えられた役目ができるように、その門を通過できるようにとても具体的なことを示してくれている。(「新しい私のかたち」)
アダマは長いプロセスの間、私から数ヶ月離れたことが2回ほどあったが、それ以外は私から離れることはなかった。
アダマは丁寧なプロセスを経て、私がレムリアの仕事を自分の人生に引き受けていかれるようにしていった。
11年前、存在を感じて誰なのかを尋ねた時、アダマは「古い友人だ」と私に言った。そして、約束を果たすためこの時を待っていたとも私に言った。その言葉の意味が分かってきたのは、つい最近のことだ。
それは、今生を生きている私に対してではなく、「レムリアの魂をもった私」の耳に届くように言っていたことだった。